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Apr 2024
CULTURE SURF2022 Jul 27

日本初開催!「パラサーフィンフェスタ」に密着!

昨年OPENしたサーファー大注目のスポットといえば、静岡県牧之原市にある 日本初の大型ウェーブプール「静波サーフスタジアム」。 7月上旬、そんな静波サーフスタジアムで行われたのはこちらも日本初開催の「パラサーフィンフェスタ」。 天気にも恵まれ、SELSEA MARKETも開催された賑やかな1日に密着!
Text:Izumi
   

一般社団法人 UNIVAが主催した日本初の今回のイベント。

健常者と障がい者のバリアを除き、誰もがサーフィンを楽しみ、パラサーフィン人口を増やしたいという思いから実現した、新しい試みである。

会場となった静波サーフスタジアム。昨年オープンして以来多くのサーファーが集まる
イベント開始時は雲に覆われていた空も、お昼になると青空が。サーフィン日和の1日となった。

当日はパラサーファーが技を競うパラサーフィン大会の予選と決勝、そしてプロサーファーによるエキシビジョンマッチ、東田トモヒロ氏によるライブステージ、パラサーフィン体験など盛り沢山の内容。

また今年度から発足した、全国初の高校サーフィンサークルを展開する牧之原市の相良高校の生徒さんたちも集合。地元・牧之原のお茶を振る舞い会場を賑わせ、年齢・性別問わず子供から大人まで、パラサーフィンというスポーツを詳しく知りたくなるプログラムとなった。

それぞれ波に乗るスタイルが違うのがパラサーフィンの魅力
間近で繰り広げられる、ダイナミックの技の数々。技が決まると会場のボルテージも上がっていき、大盛り上がり!
ハンデを抱えたとは思えない程の圧倒的なパフォーマンスの連続

パラサーフィンはそれぞれ波に乗るスタイルが違うのも魅力的。義足をつけて立って乗ったり、膝立ちで乗ったり、うつ伏せで乗ったり。個性のあるパフォーマンスが見応えだ。また、障がいに応じてサポーターの協力が必要なため、常にスタッフやメディカルチームも待機。技だけでなくパラサーフィンというスポーツを通じての絆が見られた。

パラサーフィン大会とプロサーファーによるエキシビジョンの後は、パラサーフィン体験会も開催。

初めて波に乗る初心者の参加も多かったようだが、良い波のタイミングで声をかけ合ったり、波に乗れた時は他の参加者も拍手で讃えるなど、見ているだけで胸が熱くなる瞬間がたくさん。

パラサーファー同士で声をかける場面が多く見られた

そして今回SELSEAではおなじみ、海と共にライフスタイルを提案する、海好きに送るSELSEA MARKETも開催!静波サーフスタジアムの2階にあるカフェ・ID kitchenテラスにカラフルなマーケットが並んだ。

この看板がSELSEA MARKETへの入り口

海を愛する女性の為のマーケットというだけあって、ポジティブで鮮やかな色が広がるブース。サーフシーンに似合うアパレル・雑貨はもちろん、タロットや脳洗浄®︎など、ライフスタイルを彩るブースが沢山。

世界にひとつのタイダイ染めに出会えるタイダイ工房のブース。子供服も取り扱っている
スマッジスティックと呼ばれる、空間やネガティブなエネルギーを浄化してくれるアイテムにも出会えた
出店者と直接会話を楽しめるのもSELSEA MARKETならでは。
ひとつひとつ丁寧に作られたアクセサリーの魅力や作り手の思いを知ることが出来る。

今回の「パラサーフィンフェスタ」は日本初にして最大級というだけあって、主催の一般社団法人UNIVAを筆頭に、パラサーフィン界には欠かせない団体が多数参加している。

皆が支え合って、協力して作り上げられるイベント。

ソロスポーツでもあるサーフィンがチームスポーツのように団結し、そこで協力の輪が広がることが豊かな社会につながるのではないか。

参加者の笑顔が眩しい1日となった

クラウドファンディングで支援を集め、実現した今回の「パラサーフィンフェスタ」。

みんなで明るく楽しくサーフィンがしたい!という思いを持つ人々の、これからの未来を切り開いていく第一歩。パラサーフィンをぐっと身近に感じられた素晴らしいイベントだった。

PROFILE
izumi izumi |ラジオDJ,ナレーター 海の魅力に魅せられ、ビーチカルチャーに関心を持ち 自身の番組でも海にまつわる情報やインタビューを発信。 海と音楽のイベントをやるのが目標。

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